社会福祉法人ユーカリ福祉会が運営する保育園は、児童憲章の精神を基本理念とし、子どもの人権と個性を尊重し、自然を愛し、科学と芸術を尊び、道徳的心情が培われる保育を推進していきます。子どもたちを、個性と能力に応じて教育し、社会の一員としての責任を自主的に果たすように導き、また、虐待や酷使、放任、その他不当な扱いから守り、愛とまことによって人類の平和と文化に貢献する子どもたちを育て導くために、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福のために、すべての叡智を結集し、保育として具現化することを法人の使命とします。
ユーカリ福祉会は、創設以来、保護者や行政と力を合わせながら地域の子育ての良きパートナーとして、保育園の様々な機能を最大限に生かし多様なニーズに応えてくるように努めてきました。今後も“子どもの最善の利益”のために、児童の福祉を積極的に推進し、合わせて地域における家族支援も行っていきます。
児童の福祉を積極的に推進するために、職員は豊かな愛情を持って保育にあたり、児童の処遇向上のために知恵と力を出し合い、また知識や技術の向上に努め、地域の子育て支援のため、常に社会性と良識を研鑽していきます。
東久留米市立上の原さくら保育園は、公設民営園として平成22年4月1日に開設され、社会福祉法人ユーカリ福祉会が運営をしています。
園は、子どもたちが家庭に次いで長い時間を過ごす場所です。私たち保育者の日々の関わりが、子どもの人格形成等に大きく影響することを深く意識し、言葉や行動の意味や責任を十分に考え保育にあたります。
そのために、可能な限り小規模で家庭的な雰囲気を用意し、その中で十分に遊び、個々の子どものペースにあった生活が送れるようにすることで、子どもたちの主体的・探究的・体験的・共同的な生活が保障できる環境づくりに努めます。
環境という点では、私たち保育者の意識も重要です。子どもと「共に生き、共に育つ」ために、子どもたちと関わる私たち保育者が、しっかりとした生活感覚を持って生きていくことを大切に考えていきます。
常に、私たち保育者が「直接体験」を心がけ、子どもの驚きや発見を受け止め、共感を持って子どもと向き合っていくことで、子どもたちが自信を持って、意欲的に力強く生きていくことを支えていきます。
園が、子ども・保護者・職員にとって、人との関係を心地よく感じられる場であるように、連携と協働を大切にし、地域とのつながりも大事にしながら、子どもも大人も共に育つ関係を大切にしていきます。